1975-03-13 第75回国会 参議院 予算委員会 第9号
賃金・物価抑制を含めてどういうアプローチがあるかを試行錯誤で始めたのが六〇年代。そうなってくると、やはり交際費が持っている社会的な不公平感をどうするかということに着目せざるを得なかったのではないか。税制の議論をやると、またさっきみたいな話になってしまうわけですが、副総理がいまインフレを大変心配されている。
賃金・物価抑制を含めてどういうアプローチがあるかを試行錯誤で始めたのが六〇年代。そうなってくると、やはり交際費が持っている社会的な不公平感をどうするかということに着目せざるを得なかったのではないか。税制の議論をやると、またさっきみたいな話になってしまうわけですが、副総理がいまインフレを大変心配されている。
いわゆる人気の悪い政策といわれておる所得政策に対して、このような結果が出たことは意外でありますけれども、アメリカにおいても所得政策の支持率は一ころ予想外に高く、USニューズ・アンド・ワールド・レポート誌によりますと、一九七一年八月に行なわれたニクソン政権のきびしい賃金、物価抑制政策の支持率は七五%であります。
私どもその理由として、これは本国において経済政策全体、すなわち賃金物価抑制の第四段階についていろいろ討議があるものというふうに理解して、了解しておった次第でございます。そして御案内のとおり、日本時間で申しますと、本朝、賃金物価抑制第四段階が発表になった、やはりシュルツ長官はその意味でほんとうに忙しかったのであろう、このように推察しておる次第でございます。
イギリスにつきましては、これはまあまことに容易ならざる経済状態であると考えますが、御承知のように、賃金・物価抑制政策、しかも強権をもってこれを抑制する、こういう政策をとっておるわけです。これがどういうふうな成果を結ぶか、労働組合がどの程度の協力をこれに対してするかというようなことですね。